2019.05.08

退職について

会社を“円満に退職する”方法ってある?

以前の日本の会社は終身雇用が基本的なシステムでしたが、最近では終身雇用制度も崩れ、積極的に転職する人も珍しくなくなりました。しかし、転職は勇気がいるものです。退職後の就職先も不安材料の一つですが、それだけではなく会社に対して退職の意思の伝え方がわからず、退職を申し出ることができない人もいるでしょう。

「立つ鳥跡を濁さず」で、誰でも退職するときには円満に行いたいものですが、そんな方法はあるのでしょうか? 円満退職の理想像を考えてみましょう。

退職の意思を伝える理想的なタイミングは?

退職をしたいと思えば、まずは会社にその意思を伝えなければいけません。

基本的には、無断で会社を辞めると会社側や他の社員はもちろん、取引先の会社にも迷惑がかかります。退職をする際には、残った社員に自分が行ってきた仕事の引き継ぎをすることがほとんどです。引き継ぎもしないまま退職をすると、何よりも同僚を困らせることになりそうではあります。

退職の意思を伝える時期や方法について考えてみましょう。

  • 退職の2週間前に伝える。
  • 会社の就業規則に従って約1ヶ月前に退職する。
  • ベストは退職の2ヵ月前に伝える
  • やむを得ない場合は、退職代行サービスに依頼する

 

多くの場合、退職の意思を示してから2週間後には会社を辞めることができます。したがって2週間前に退職を申し出ればいいわけです。しかし理想論をいえば、2週間では充分な引き継ぎはできないかもしれません。

会社には就業規則があります。そこには社員が退職を伝える時期が書かれていることが多いようです。例えば1ヵ月前と就業規則に書かれていれば、1ヵ月前までに退職の意思を伝えるのが無難でしょう。とはいえ、引き継ぎをしっかりしたいなら、通常の仕事と並行しながら行うので、1ヵ月前では慌ただしいかもしれませんね。

 

一般論としては、2ヵ月前に退職を申し出るのがベストとされています。在籍が長かったり、責任ある立場にあったりしたなら、2ヵ月前には退職の意思を示すのがよいといわれています。なぜなら、2ヵ月間もあれば充分に引き継ぎができますし、会社側もあなたに代わる社員の準備が可能だからです。

だからと言って、退職の意思を伝えるのが早ければ早いほど良いのかというと、そういうわけでもありません。あまりにも早く退職を申し出ると、退職までの長い期間に会社側があの手この手で引き留め工作を行う可能性があります。そうなると、人間関係がこじれる可能性があります。円満を望むのであれば、2ヵ月ぐらい前に申し出るのがコツなのかもしれません。

こういうことを考えられるのは、勤めている会社がしっかりしている場合です。会社がいわゆる「ブラック企業」だったり、酷いハラスメントを受けていたりしたら、即、辞めることを考えましょう。そういう人のために、退職代行サービスが生まれたのです。

退職を申し出る“一般的な”方法は?

会社に退職の意思を伝えるのは、電話でも可能です。最近では電話よりもメールやLINEの方が使いやすいという人もいるでしょう。しかし電話やメールで退職を申し出るのは一般的にはマナー違反とされています。以下に一般的な退職の方法と手順を記してみます。

  1. 直属の上司に口頭で退職の意思を伝える
  2. 退職願を提出
  3. 退職が認められ、退職日が決定
  4. 退職届を提出
  5. 業務の引き継ぎ
  6. 取引先へ挨拶回り
  7. 貸与品を会社に返却して退職

 

一般的には退職の意思は直属の上司に口頭で伝えることとされています。新しい仕事にチャレンジしたいなどの前向きな理由ならば上司も応援してくれるでしょうし、円満退職させてくれるでしょう。

次にその上司に退職願を提出します。会社によっては退職願が不要の場合もありますが、退職願を提出することによってきちんとした証拠が残ります。退職願には退職理由として会社の不平不満などを書いてはいけません。一身上の都合、あるいは家事の都合と書きます。

退職が認められ退職日が決定すると、退職届を提出します。退職願と退職届の違いは、退職を申し出る際に提出するのが退職願で、退職が決まった後に提出するのが退職届です。退職届を提出するのは必ずしも直属の上司ではなく、会社によって規定があるのでそれに従ってください。退職理由は、退職願と同じように書きます。

手続きを済ませれば仕事の引き継ぎや取引先への挨拶回りなどを行い、会社からの貸与品を返却して退職します。

ただし、様々な事情で、一般的な手順を踏めない場合は、退職代行サービスを利用することを考えてみてください。

円満退職が難しい場合は、退職代行サービスを利用する

退職する際には円満退職が理想ですが、どうしても無理な場合は退職代行サービスを利用するのもやむを得ません。退職代行サービスとは、簡単に言えば退職したい本人に代わって、会社に退職の意思を伝えてくれるサービスのことです。退職代行サービスが登場した背景には、以下のような内容があるといわれています。

  • 慢性的な人手不足のため、会社が退職させてくれない
  • ハラスメントにより退職を申し出ることができない
  • ブラック企業の増加で、一般的な退職ができない

 

誰でもブラック企業には退職の意思を伝えにくいものです。さらに企業は慢性的な人手不足に陥っているため、簡単には退職させてくれません。いくら退職を申し出ても強引な引き留め工作にあう場合などは、退職代行サービスに依頼して退職するしかありません。

 

最近では、会社でのパワーハラスメントなどの嫌がらせが問題となっています。退職するとハラスメントがばれてしまうので、なかなか退職を認めないことがあります。あるいは退職を申し出ると昔気質の上司から「これまで育ててくれた会社に恩はないのか!」などと怒鳴られ、さらに心無い罵声を浴びて精神的にも参ってしまいます。そんな会社は、すぐにでも退職したいでしょう。

そしてブラック企業の増加も無視できません。無理な労働環境で長時間働かされて、肉体的にも精神的にも追い込まれます。そんな会社は社員に辞められると仕事が回らなくなるので、絶対に退職させないのです。そもそもブラック企業には、退職の意思を示すことすら難しいでしょう。

これらの企業では、まず円満退社など無理と考えましょう。退職代行サービスなどに依頼して即刻、会社を辞めた方があなたの心身のためにも良いのです。

「円満退社」よりも、自分自身の「安全」を考えましょう

退職代行サービスはあなたに代わって退職意思を伝えてくれるので、即、退職できます。

退職は人生の転機です。そのため退職する際には熟考しなければなりませんが、決して無理をしないでください。その会社に居続けることによって、精神面や体調面に不調をきたして病気にでもなれば意味がありません。一歩間違えれば、一生を棒に振ってしまいます。

「円満退社」は理想ですが、忘れてはいけないのは、会社が認めようが認めまいが、退職を決めることができるのは会社ではなくあなた自身ということです。会社にはあなたの退職を認めない権利はありません。あなたの人生ですから、退職するか否かはあなた自身が決め、まず、自分自身の安全を考えましょう。

 

退職コンシェルジュとは

『退職者に寄り添うプロフェッショナルパートナー』

退職コンシェルジュでは退職者に向けた様々なサービスをご用意し、皆様ひとりひとりの”パートナー”として丁寧かつ迅速にサポートをさせていただきます。 退職する際の社会保険給付金、退職代行、引越し等なんでもご相談ください。ご相談は無料で行っております。

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