「退職前アドバイザー」とは?
どんなサービス?
退職前アドバイザーとは、退職を控えた人が条件を満たして受け取ることができる各給付金を漏れなく受け取るために複雑な申請手続きの支援をしてくれるサービスです。
豊富な支援実績やレスポンスの速さを強みとして掲げており、給付金サポートの業界でも比較的知名度の高い業者です。
まず「そもそも退職給付金って何?」という方は、下記の記事も併せてご確認ください。
参考:退職給付金など仕事を辞めてもらえるお金15種類!申請方法や注意点も解説
運営会社について
運営会社は株式会社Founceといい、民間企業の運営です。
2026年6月現在で詳細を下記にまとめます。
| 会社名 | 株式会社Founce
(法人番号:7290001095590) |
| 設立 | 2021年 |
| 代表取締役 | 河村謙信 |
| 資本金 | 500万円 |
| 所在地 | 〒108-0075 東京都港区港南2丁目16-4品川グランドセントラルタワー8F |
| 事業内容 | 退職給付金サポート事業
グループホーム事業 |
| 従業員数 | 40名(業務委託を含む) |
設立は2021年となっていますが、給付金サポート事業の開始は2024年とのことです。
従業員数について、業務委託を含めて40人と明記されていますが、厚生年金保険適用事業システムにて検索をかけたところ2026年6月現在で被保険者数は0名(社員数0名)でした。
(法人番号で検索が可能です)
なお、会社名の「株式会社Founce」は2022年の7月に「株式会社ALU」から変更された新社名となっています。
オフィスの所在地も2022年から2025年にかけて福岡から東京、東京から大阪へと変遷しており、この社名の変更や頻繁な複数地域にまたがる移転についての理由は特に明かされていないようです。
※2026年6月追記
退職前アドバイザー及び株式会社FounceのHPを確認したところ、会社所在地が「〒108-0075 東京都港区港南2丁目16-4品川グランドセントラルタワー8F」となっており、2025年時点での大阪オフィスからさらにオフィスの移転があったようです。
事業拡大によるもの、とも考えられますが、特定の地域にオフィスの場所を定めず頻繁に都道府県をまたいで移転する理由は不明ですが、一般的にはかなり珍しい動きです。
さらに確認したところ「〒108-0075 東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー 8F」はレンタルオフィスであり、実際は登記のみを変更している可能性が高そうですが、それでも移転の理由は不明のままです。
参考:品川のレンタルオフィス/プライベートオフィス(個室オフィス)リージャス品川グランドセントラルタワービジネスセンター
「退職給付金サポート」と言えば、少し怪しい印象を持つ方も多いサービスのため、実際にオフィスを構えているかなど、会社としての実態があるのかどうかというのは事前に確認しておきたいポイントです。
どんな人に向いてるサービス?
給付金申請に対して「制度が複雑」「書類が多くて不安」「もらえる金額を最大化したい」と感じる人は、利用を検討してもよいでしょう。
事実、退職給付金の申請方法についてはネット上にも情報がほとんどないため、実際の申請の際にはこの上なく心強い味方になってくれます。
実際に何をしてくれる?
退職前アドバイザーでは実際に給付金を受け取れるかどうかの「受給金額診断」から、契約後は実際の申請書類に不備がないかをチェックし、スムーズな申請を手助けしてくれます。
その他にもサポート内容は多岐にわたるため、まずは問い合わせてみるのが確実でしょう。
「退職前アドバイザー」が怪しい・詐欺と言われる理由

鮮やかな宣伝文句が目を引く
退職前アドバイザーに限った話ではありませんが、「最大〇〇万円!」など、お金がもらえる系の広告は無条件で警戒され、怪しく感じやすいものです。
そんな中でも特に退職前アドバイザーについてはSNS上でインフルエンサーを用いたプロモーションも多く行っており、そのインフルエンサー自体の信用もサービスの信頼感に大きく関わってきます。
また、今では当たり前のものとなりましたがそんな現在でもインフルエンサーが行うPRという手法自体に抵抗がある人もおり、ただでさえ怪しく感じる「お金がもらえる」広告の怪しさを後押ししてしまっているのかもしれません。
実際に利用した体験談や口コミが見つからない
2024年の給付金サポート事業開始からわずか約1年(2025年11月現在)で4500名以上ものサポート実績を掲げる退職前アドバイザーですが、実際に調査しても実際に利用した上での評判や口コミがほとんど見つかりませんでした。
公式サイト上には匿名レビューが掲載されていますが、自社運営のため第三者性は低く、SNSなど他の媒体での評価も見られればより信頼性が高まるでしょう。
社名やオフィス所在地の変更
すでに上記でも述べた通り運営の株式会社Founceは社名の変更や短期間で二度にわたる大胆な引っ越しを経ており、その理由については不明です。
説明のない社名の変更や頻繁な長距離移転は、一般的にネガティブな印象を与えることもあり、慎重なユーザーからは「なぜ?」と不安視される可能性があります。
退職前アドバイザーの口コミ・評判
退職前アドバイザーの口コミ、評判についても調査しましたが上記でも記載した通り特に公式サイト以外での口コミは見当たりませんでした。
現時点でもかなりの数のサポート実績を持っている退職前アドバイザーですが、今後さらに給付金サポート事業自体が一般化すれば問い合わせ時やサポート利用時の体験談がネット上に寄せられ、より具体的な体験談をもとに検討しやすくなるでしょう。
退職前アドバイザーのメリット・デメリット
メリット
退職前アドバイザーは業界では珍しくサポート料金の後払いに対応しているようです。
詳細は特に記載されていないため成果報酬制かどうかまでは不明ですが、少なくとも今その場で手持ちのお金がない場合でもサポートを利用できるというのは退職まで時間がない人や急いでいる人にとっては大きなメリットとなるでしょう。
デメリット
調査した限りでは特にデメリットらしいデメリットは見つかりませんでした。
ただし、給付金サポート全般に共通する点として料金が発生することは避けられません。
受給額を少しでも減らしたくない人は、自力での申請を検討するのも一つの選択肢です。
退職前アドバイザーの料金プラン
退職前アドバイザーの気になる料金については下記の通りとなっているようです。
| 社会保険給付金サポート | 330,000円(税込み) |
| 失業保険サポート | 220,000円(税込み) |
| 社会保険給付金+失業保険サポート | 550,000円(税込み) |
なお、分割払いをする場合は手数料分でさらに上乗せされた価格となります。
相場と比べて特別高くも安くもなく、平均的な価格帯といえるでしょう。
ただし、価格に見合ったサポート内容を提供しているかどうかまでは自分で判断する必要があります。
自分が利用したい制度や業者ごとのサポート内容をよく理解した上で、複数業者を比較するのが賢明です。
退職前アドバイザー利用の流れ
退職前アドバイザーの利用の流れは下記のとおりです。
一般的な給付金サポート業者と同様にはなりますが問い合わせる前に一度確認しておくとスムーズです。
退職前アドバイザーの個別面談とは?
弊社にも退職前アドバイザーについての問い合わせが増えてきたため、「実際どんなサービスなのか」を自分の目で確かめるべく、個別面談を申し込んでみました。
申し込みはLINEから行い、アンケート回答後に面談日時を予約する流れです。面談はオンラインで実施され、申し込みから数日以内に設定できました。
以下では、実際の面談の流れと確認できた内容をそのままお伝えします。
個別面談の流れ
面談はオンラインで行われます。開始時にカメラオンを求められますが、断ることも可能です。所要時間はおおむね1時間程度でした。
① 会社紹介
面談の冒頭では、簡単な会社紹介がありました。退職前アドバイザーは株式会社Founceが運営しており、2021年からサービスを提供しています。毎月500件以上のサポート実績があるとのことで、対応件数の多さを強みとして説明されました。
② ヒアリング
次に、現在の状況について確認されます。「話しにくいことはオブラートに包んでいただいて構いません」といった配慮ある声かけがあり、比較的話しやすい雰囲気でした。主な確認事項は以下の通りです。
- 年齢・勤続年数
- 社会保険・雇用保険の加入状況
- 退職予定日
- 給与の支払いサイクル
- 休職期間の有無
- 傷病手当金・失業手当の受給歴
- 退職後の方針(半年以内に就職するかどうかのイメージ)
③ 受給金額のシミュレーション
ヒアリング内容をもとに、受給見込み額のシミュレーションが提示されます。通常の失業手当(給付制限3ヶ月あり)と、就職困難者認定を受けた場合(給付制限なし・給付期間10ヶ月)の比較が中心で、再就職手当を含めた試算も案内されます。
なお、給付金は非課税である点についても説明がありました。
④ 申請の流れの説明
受給までの全体的なスケジュールについて説明がありました。主なポイントは以下の通りです。
- 退職から約1ヶ月程度で申請が完了する
- 申請後7日間の待機期間がある
- 就職困難者認定を受けることで給付制限をカットできる
- 待機期間終了後に内定を得た場合、再就職手当の申請が可能
就職困難者として認定された場合でも給付制限が発生するケースはあるため、の点には注意が必要です。
また、「退職の2〜3ヶ月前から準備を始めないと間に合わなくなるケースがある」という点が強調されていました。
⑤ サポート内容と料金の説明
契約後はLINEグループを作成し、担当者の指示に沿って手続きを進める形式です。申請の代行は行っておらず、書類の準備方法や手続きの流れをサポートするスタイルです。担当スタッフは4〜5名体制とのことでした。
料金は242,000円(税込)で、一括払いのほか3.3万円×11ヶ月の分割払いにも対応しています。
退職前アドバイザーについてよくある疑問
Q. サポートの対象となる給付金の種類は?
失業手当と傷病手当金の両方に対応していますが、面談では主に失業手当についての案内が中心でした。
Q. 申請の代行までしてもらえる?
申請代行は行っていません。書類の作成方法や手続きの流れをサポートする形で、離職票の取得なども基本的には本人対応が必要です。
Q. 再就職手当のサポートもある?
あります。申請書類のチェックや提出方法の案内まで対応しているとのことでした。
Q. クリニックは自分で選んでいい?
自分で選んだクリニックでも問題ないとのことでした。紹介クリニックの利用も可能です。
Q. うつ病の診断が出なかった場合はどうなる?
診断が出なかった場合は返金保証の対象になるとのことでした。詳細な条件については契約前に必ず確認することをおすすめします。
Q. オフィスに直接行くことはできる?
対応はオンラインのみで、オフィスへの来訪には対応していないとのことでした。
退職前アドバイザー 使わないと損?
結論退職給付金は申請自体はサポートを利用せずとも一人でも可能なものです。
ではどんな人がサポート利用をするべきなのでしょうか?
利用をおすすめできる人
- 退職・転職前で時間がない
- 書類準備が苦手
- 給付金を最大化したい人
退職前は引き継ぎや転職準備などで忙しく、時間が取れないケースが多いでしょう。
その中で複雑な申請を一人で進めるのが不安な人にとっては、専門サポートを利用することで安心感が得られます。
慎重に検討した方がいい人
- 自分で制度を調べられる
- コストをできるだけ抑えたい
- サービス内容に不安を感じる。
情報収集力や時間に余裕があり、自力で完結できる人にとっては不要かもしれません。
また、1円でも受給額を減らしたくないという人は必然的に自分一人で調べ申請することとなります。
まとめ|“もらえる制度”を正しく使うために
「退職前アドバイザー」は決して詐欺でも怪しくもありません。
ただし、社名変更や拠点移転、口コミ不足などの要素から「不安」「怪しい」と感じる人がいるのも事実です。
料金やサポート内容を比較しながら、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
少しでも「安心できる」「実績が明確」なサポートを求める場合は、
業界初の給付金サポート会社として長年の実績を持つ「退職コンシェルジュ」など、信頼性の高い企業も選択肢に入れるとよいでしょう。
まずはお気軽にお問い合わせください。
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