2022.10.21
就労について
「嫌いな上司(先輩)がいる」・・・辞めたいけれど実際どう?
仕事をしていると、人間関係で悩むことは多いものです。嫌いな上司がいる場合や、自分とは合わない先輩がいる場合などあるでしょう。初めは我慢したり、関係を改善しようと努力してみたりしても結局上手くいかなければ、仕事を辞めたいと考えるようになってくるものです。
こんな場合には、仕事を辞めてしまうべきなのでしょうか?そこで、嫌いな上司や先輩がいる場合の対処法について解説していきます。
嫌いな上司がいる場合の対処法
嫌いな上司がいるからといって、すぐに会社を辞めようと考える人は少ないでしょう。せっかく入社できた会社なので、良好な人間関係を保てるように努力してみるはずです。嫌いな上司や先輩がいる場合、まずは次のことを試してみましょう。
考え方や接し方を変えてみる
すぐに高圧的な態度を取る上司や、感情的になる上司など嫌いだと感じる理由は様々なものがあると思います。
人間同士なので性格面で合わないということも考えらえます。そのため、まずは相手の良い面を見つけて、認めるようにすることも大切です。苦手意識があるからこそ良い面が隠れてしまっているかもしれません。
しかし、それでも相手の言動や態度に我慢ができないという場合には、仕事だからと割り切るしかありません。自分のできる仕事に集中し、必要以上には関わらないようにするという手段もあります。
異動を願い出る
どうしても上司と上手くいかないという場合には、会社の部署の異動願を提出するという手段もあります。ただし、異動願を出すことによって、上司との関係が更に悪化する可能性もあります。異動までの期間は一緒に働くことになりますし、部署が変わっても会社で顔を合わせることもあるでしょう。
そのため、異動したい理由は、キャリアアップや違う業務内容に興味があるといった内容で提出した方が無難と言えます。
我慢をせずに退職すべき理由とは?
嫌いな上司がいても、仕事とプライベートは別物だと考えて対処しようと最初はするものです。
しかし、努力してみても我慢できないような場合には、退職を選択肢に入れることは決して悪いことではありません。むしろ退職をすることが自分のためになる可能性もあります。
なぜ我慢せずに退職すべきなのでしょうか?
精神的に追い込まれてしまう可能性がある
上司の嫌味や高圧的な態度を我慢して仕事を続けていても、毎日の出社が辛くなるだけです。仕事に行くことが嫌だと考えながら無理して出社を続けていれば、精神的に追い込まれてしまう可能性もあるでしょう。
うつ病やパニック発作など、精神疾患が現れてからでは遅いのです。心の病気は治療に時間がかかりますし、治らない場合もあります。そうなってしまう前に、退職して新しいスタートを切ることを考えましょう。
キャリアアップできない可能性がある
嫌いな上司の顔色ばかりうかがって仕事をしていても、全力で仕事に打ち込むことは出来ません。「ミスして起こられたらどうしよう」と委縮してしまうほど、仕事の効率も下がります。
そうすると、実力を発揮できないことで自身のキャリアップを妨げることになるのです。しかも、昇給や昇格は直属の上司が評価する会社も多いため、上司との関係が上手くいっていなければ昇給や昇格をさせてもらえない可能性もあります。
自分の将来のキャリアアップのためにも、退職することを検討するのは悪いことではありません。
人間関係が退職理由の場合は自己都合になるのか?会社都合になるのか?
上司や先輩など会社の人間関係が改善できない場合や、どうしても我慢できない場合には退職を考えるものです。無理をして働いて精神的に追い詰められるようになる前に、自分を守るためにも退職を選択すべきでしょう。
退職には、「会社都合退職」と「自己都合退職」の2種類があります。人間関係が理由で退職する場合には、どちらの退職扱いになるのでしょうか?
自己都合と会社都合の違い
退職するには人間関係だけではなく、スキルアップや家庭の事情などさまざまな理由があるでしょう。退職する理由によって、「自己都合」と「会社都合」という2種類の扱いに分けられます。
この2つの大きな違いは、失業手当の支給時期や給付期間です。
自己都合の場合は待機期間の7日間+3カ月を経てから失業給付金を受け取ることができますが、会社都合であれば待機期間と1ヵ月で給付金を受け取れます。しかも、自己都合よりも会社都合の方が給付期間の設定が長くなっています。
人間関係が理由の場合の退職扱いはどうなる?
退職するのであれば会社都合で退職したいと考える人が多いでしょう。しかし、ただ上司が嫌いという理由では自己都合退職の扱いになります。
会社都合退職は、基本的にはリストラや倒産など退職を余儀なくされたような状況の場合に適用されます。ただし、セクハラやパワハラが原因であれば、会社都合退職になります。
その場合には、会社にセクハラやパワハラがあったという事実を認めてもらう必要があります。もし会社が認めてくれないという場合であれば、後からハローワークにて証拠を提示すれば離職理由は変更可能です。
退職を言い出しにくい場合はどうすべきか?
退職を決めたけれど、退職を言い出しにくいという人は多いでしょう。
退職は直属の上司に退職願を提出するため、その直属の上司が嫌いな相手であれば、嫌味を言われるのではないかなど不安になるものです。また、退職を伝えてから退職日までの気まずい期間の過ごし方も頭を悩ませる一因になります。
退職を言い出しにくいという時におすすめのサービスが、「退職代行」です。
退職代行サービスでは、退職をしたいという旨を代わりに伝えてくれるサービスです。退職代行サービスを利用すれば、嫌いな上司と顔を合わせることなく退職を伝えることができ、有給が残っているのであれば退職日までは有給消化を利用して会社に行く必要もなくなります。
まとめ
嫌いな上司がいて仕事を辞めたいほど悩んでいるという人はたくさんいます。
努力をして関係が良好になれば問題ありませんが、相手の性格や態度を変えることは難しいものです。
自身が精神的に追い込まれてしまうような状況になる前に、退職して新しい生活をスタートさせることも検討してみましょう。
退職コンシェルジュでは、退職代行サービスや退職後の不安を解消するサービスなどさまざまな退職に関係するサービスを提供しています。
退職や退職後の不安があるという場合は、まずお気軽にご相談ください。
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退職コンシェルジュでは退職者に向けた様々なサービスをご用意し、皆様ひとりひとりの”パートナー”として丁寧かつ迅速にサポートをさせていただきます。 退職する際の社会保険給付金、退職代行、引越し等なんでもご相談ください。ご相談は無料で行っております。

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