2019.09.13

転職・再就職について

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職務経歴書を作成してアピールしよう【応用編】

就転職に際して職務経歴書の重要性は以前お話しさせていただきました(「伝わる職務経歴書を作成してアピールしよう【基礎編】」)。今回は応用編として、年齢や職種別にいくつか例をあげて書き方の例をご説明していきたいと思います。

職務経歴書は応募先に合わせて臨機応変に書き直す

伝わる職務経歴書を作成してアピールしよう【基礎編】」では、応募先企業の人事担当者が履歴書と職務経歴書それぞれどの点に注目するのかを解説しました。

履歴書で人事担当者が確認するポイントは前述のコラムをご覧いただければと思いますが、職務経歴書で人事担当者にアピールするポイントは次の通りになります。

  • 実務能力が求人条件を満たしているか
  • 意欲を持って仕事に取り組んでいるか
  • プレゼンテーション能力の有無
  • 発揮できる強みは何かを明示しているか
  • 自己PRで自分の持ち味をきちんと伝えているか
  • 保有スキルや経験したマネジメント経験など

 

ここで挙げた項目について、応募先企業の募集要項に応じ、臨機応変に変えていく必要があります。

ある職種のA社に提出した内容を、同じ職種のB社にもそのまま提出する、ということでは通用しないことがあります。同じ職種だとしても例えばA社は退職者の欠員補充、B社は新規事業の中核要員としての能力やスキルを求めていれば、当然の募集の目的が異なり、それに対するアピールポイントが異なってきます。

さらに異業種への転職の場合、職務経歴書はさらに慎重に作成する必要が出てきます。自分の持っているスキルや経験がその職種でどう活かせるのかを、職務経歴書の短い紙数(1~4p)の中で的確に伝わるように書かなければなりません。

全く異なる職種でも、以前経験した職務のスキルやノウハウが活かせるのであれば、それを説得力のある形でアピールいたいところです。また、全く未経験でも相手に納得させる材料があれば、それをきちんと示すことで書類選考から面接へ進むことでさらにアピールする機会を広げることが可能になります。

今回は職務経歴書の書き方の例として、専門職種では①営業職②ITエンジニアを、年齢やスキルという切り口で③第二新卒④中高年をテーマに、書くべきアピールポイントを解説します。

職務経歴書、「営業」「ITエンジニア」はこう書こう!

世の中には様々な専門職種がありますが、今回は営業職とITエンジニアについて取り上げます。

営業職

営業職と一口に言っても、法人営業、個人向け営業など多岐に渡ります。法人営業でも特定の顧客のルート営業メインのところもあれば、新規開拓が必須の所もあります。このように様々な形態がありますので、募集要項をきちんと読み、自分の職歴やスキル、ノウハウがきちんと相手に伝わるよう記載する必要があります。

営業職として伝えるべき要点をまとめると次のようになるのではないでしょうか。

  • 自分が営業として取り扱った商材は何か(具体的な商品名も含めた取扱製品やサービス)
  • どのような顧客と、どのような関係性のもとに担当していたか(新規顧客/既存顧客、業種)
  • どのような実績をあげてきたか(売上、件数、表彰)

 

これらについて具体的かつ簡潔明瞭に記載します。

さらに異業種転職の場合は、応募先企業と自分の職歴・スキル・ノウハウとの接点のアピールを行うことがポイントです。つまり書類選考を行っている採用担当者の内面に浮かぶ疑問「なぜウチを志望されたのですか?」に答えられる内容を記載しなければなりません。

例えば製薬業界から不動産業界に転職するならば、「取引先と密接なコミュニケーションを取ることで、信頼関係を築き、そこをスタートラインとして販売する営業スタイルを活かせる」などとアピールするなどが考えられます。

ITエンジニア

ITエンジニアもWeb開発からITインフラ系まで幅広い業種が含まれます。どのような情報を職務経歴書に書いていけばいいのでしょうか。

  • 自分の得意な分野を冒頭にまとめる
  • 職務経歴とは別に参加した開発案件などプロジェクト経験歴を記載、その中での役割や期間、開発環境、特記事項を簡潔に記載します。複数のプロジェクトを記載する場合、表形式にまとめた方が見やすいかもしれません。

 

開発環境は、OS/開発言語/データベース/ミドルウエアなど具体的な名称を、スキルについてはそれがどのレベルなのかを明記します。また、プロジェクト内での役割はマネジメント能力のアピールポイントに繋がりますので、部署やチーム内でどのような立場だったのか、さらに外部の協力会社をハンドリングしていたのであれば、その点などを明確に記載しておきましょう。

経験をどう表現するか?「第二新卒」と「中高年」

社会に出て間がない第二新卒、そして様々な経験を経ている中高年という対称的な例からどのような表現で書くといいのかを解説します。

第二新卒

第二新卒は文字通り「新卒」に近い立場の社会人ということです。勤務期間が短いことから書くことが少ないと悩まれる人もいるかと思います。そこは「第二新卒」ということで、学生時代のアルバイトやサークル活動の経験に触れる、あるいは新卒入社の企業での研修経験、OJTで何を学んだか、などについて書く、ということも選択肢に入ります。

もちろん即戦力になるスキルがあるなら、それをアピールするべきでしょう。

例えば学生時代からプログラミングを趣味にしていたので、ある開発言語についてはすぐに業務に携われるレベルである、あるいは留学経験があるのである外国語については不自由なく使いこなす自信がある、など、アピールできるところはどんどん前面に押し出していきましょう。

例えば学生時代のボランティアやサークル経験からコミュニケーション能力、あるいは人をまとめるマネジメント能力がある、というのでも良いでしょう。

もし何をどう書けば分からない、と悩んでしまった場合は、まず自分の長所や特技を箇条書きなどで書き出し、それを整理して文章化していくことで職務経歴書として整えていけばいいと思います。

中高年

中高年に求められるのは「即戦力」と「マネジメント能力」であることが多いです。

書類選考を行う人事担当者は、応募者の職務経歴書に記載されている職歴の中から募集要項にフィットしたスキルとノウハウを持っているか否か、入社後すぐに即戦力として活躍できるのか、さらに部下や外部の協力会社に対して的確な指示を出すことで業務を完遂できるのか、などを読み取らなければなりません。

スキルとノウハウを持っているか、過去の業績、即戦力か否かについては、きちんと伝わるように書きましょう。職務経歴一覧や在職一覧に「●●職を在籍した3社で通算××年経験」「▲社で■分野を何年担当」「◎社在籍時に対△社で売上前年比120%増」などと具体的に書けば、人事担当者はそこからスキルや能力を読み取って判断してくれるはずです。

そして中高年についてマネジメント能力や経験については、年齢相応のものを求められます。とはいえ、誰もが高位の役付になれるわけではありません。そういう場合はどうすればいいのでしょうか。

例えば仕事上の外部協力社との交渉や管理経験、社内での新人教育を担当した経験などがあれば、そのような事柄についても積極的に記載していきましょう。これもマネジメント能力を計る物差しとして人事担当者は見ています。

さらに可能性として上司が年下、同僚が全員年下ということもあると思います。そういう場合でも組織に柔軟に適応できる、ということも記載してあると良いと思います。また、取引先や同僚と良好な人間関係を保てる、というのも大きなアピールポイントです。

まとめ

職務経歴書はプレゼン資料だ」と以前、「伝わる職務経歴書を作成してアピールしよう【基礎編】」でお伝えしました。今回、職種や年齢で大きく自己PRの書き方が違うことを説明しましたが、その点からも、職務経歴書はプレゼンテーションの一部である、と感じ取ってもらえれば幸いです。

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