2022.12.23
転職・再就職について
テーマ:
「アットホーム」な企業にはオモテとウラがある?[職場の人間関係]
退職代行サービスを利用して無事退職、一息ついたら転職活動を始めようと思っている方もいるかと思います。
転職サイトの記事を見ると、見出しや本文などに「人数の少ない、アットホームな雰囲気の会社です」と書いてあることがあります。ランチも皆でテーブル囲んでワイワイしているような雰囲気を感じている方も多いかもしれません。しかし、それは文面から感じたイメージでしかありません。実際の職場がどんな雰囲気なのか、気になりますよね。
小さな会社、求められる人材は「何でも屋」!?
「人数の少ない、アットホームな会社」の雰囲気について考察してみます。「アットホーム」を謳っている少人数企業にはいろいろなパターン、成り立ちがあります。起業したばかりで現在成長中、今はまだ社員数が少ないけど将来的には中堅企業に成長する過程の会社から、事業分野が縮小傾向だったり、経営の舵取りが上手くなくてだんだん人数が減ったりして、今は数人で仕事いる会社まで、事情は様々だと推測できます。
いずれにしろ、人数から見て企業規模が小さいとどうなるか、どうなりやすいかを考えてみましょう。
スタートアップやベンチャー企業のように明確な目的を持った企業であれば、求人をする際、特定分野でエッジが立っているような人材を求めていることが多いようです。
しかし、多くの少人数企業では事業継続が主たる目的になっていて、とにかく請けた仕事はきちんと納品しなければならないので、クライアントから取ってきた、あるいは振られた仕事は何でもこなせる人材を求めるというスタンスの企業は意外と多いようです。つまり、少人数企業が求める経験者人材とは、「何でも屋」であることが多い……ということになりそうです。社員数が少ないため、いろいろな仕事をお互いにカバーして仕事をこなすことが常態化して、結果としてあれもこれも出来て当然──という仕事の回し方になっているわけです。
そういう「何でも屋」的な仕事の環境にいち早く馴染んで仕事をどんどんこなせる人がいる一方で、苦戦する人も出てきます。とくに専門業務に長く携わってきた人はそういった環境に合わないことがありますので、気をつけたいところです。
例えば大企業や中堅企業で、あるジャンル一筋で長年仕事をこなしてきた人が転職で少人数企業に入社して、あれもこれもと仕事を振られることになるとプレッシャーを感じることが多いそうです。
もし、少人数企業に応募するなら、面接まで進んだ段階で、社員の通常業務はどのように行われているのか、同時進行の仕事は多い時にはどのくらい担当することになるのか、など雰囲気や条件を事前にしっかり確認して、自分の仕事のやり方とあう会社・職場なのか、きちんと仕事内容や勤務の条件を確認しておくことが何より重要になってきます。
小さい会社では人間関係を重視するのが吉!
少人数企業に入社して、仕事も人間関係も相性が合えば、それこそ10年20年、定年退職まで勤め上げられます。文字通り、アットホームな雰囲気で楽しく仕事ができるはずです。
とはいえ、人が3人集まれば派閥ができて対立するのが組織の常ともいわれますし、先輩や同僚すべてに気に入られるとは限らないのが辛いところです。うっかりその企業のキーマンと思しき社員と感情の行き違いが発生してしまうと取り返しの付かないことになることもあります。
老舗の少人数企業では、社長、社員と人間関係が良好でも、古株の「ご意見番」や「お局(おつぼね)」、すなわちキーマンに嫌われてしまっていつの間にか進退に窮することもあり得るだけに、ある意味、空気を読むことも必要になってきます。
これが複数の部門を持つ、規模の大きな企業なら、人間関係のトラブルがあっても、人事異動による配置転換等で凌ぐこともできるかもしれませんが、10人に満たない社員数では、どうしようもありません。干されたり、居づらくなったりして、結局、心機一転で新天地を目指した方が幸せと言うことになることもなりかねません。
情報を収集して「質問」することが何より大切です。
そんな悲劇を防ぐためには、事前に転職サイトや転職の口コミサイトの情報を参考にすることも重要になりますし、人数が少ない企業に応募する際は、採用面接でも、就業時間や収入面だけでなく、職場の仕事の回し方や、社員はどのように1日を過ごしていることが多いかといった、日々の業務の進行状況、社員間の雰囲気を質問して、よく確認するようにしましょう。定着率などが確認できれば、なお安心です。
採用面接の際に「未経験でも前職の経験を活かせる」「うちは何でも話せる」という、ぼんやりしたキーワードが出てきたら、質問をして具体的に掘り下げる冷静さが必要になってきます。回答が明確でない場合は、危険シグナルのこともあるので注意したほうが良いかもしれません。その際は、可能なら在籍している人に話を聞いてみたいところです。
実際には、どこに勤めても、人と人が集うのですから、仕事で人間関係が大切であることは間違いありません。楽しく、長く働きつづけるためにも、職場の人間関係は大切にしたいものですね。
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