退職理由は実際の理由と違ってもOK
退職理由は、必ずしも本当の事を伝えなければいけないということはありません。民法627条では「2週間前の退職申告」が義務付けられていますが、退職理由を伝えることについては、一切触れられていません。
就業規則に退職理由を伝えることを定めることも考えられますが、就業規則自体は労基局にチェックされるものなので、プライバシーに関わる無茶な規則は設けられないものと考えられます。
嘘も方便と言いますが、よほど悪質な嘘ではない限り問題はないでしょう。
1.退職者の約半数は事実と異なる退職理由を使っている
あるメディアが実際に退職を経験した男女約100名にアンケートを行ったところ、約6割近くの方が、「自身の退職時、本当の退職理由を話していない」と回答していることが分かりました。その理由としては
・本当の事を言ったら角が立つ
・業務内容が嫌だったが言いにくかった
・パワハラが理由だが、それを理由にすると面倒くさい
・言ってもムダだと思った
といったものが多く見られています。どうせ辞めるのであれば、退職日まで平穏に過ごしたいと思う方が多いことがうかがえます。
2.引き止められることは想定しておこう
退職理由を伝えないもう一つの大きな理由としては、「会社側に引き止められず、確実に辞められるようにするため」というものもあります。もし、あなたが会社にとって必要不可欠だと判断されている場合には、会社が退職を引き止めてくることもあるでしょう。また、人材不足の場合も引き止められる可能性が高いです。
会社に退職理由を伝える際には、円満退社ができる、かつ退職引き止めにあわないような理由を用意しておく方が良いでしょう。
本当はどんな理由で退職や転職をしている?
事実ではない退職理由を会社に伝えている方が半数以上ということでしたが、そういった方の本当の退職理由はどのようなものなのでしょうか?
1.実際は会社に言いにくい理由がほとんど
厚生労働省が行った「平成30年雇用動向調査結果の概況」によると、転職者が前職を辞めた理由として多く見られたのが
・給料等の収入が少なかった
・労働時間、休日等の労働条件が悪かった
・職場の人間関係が好ましくなかった
といったものです。確かに、こういった要因を退職理由にすることは、少なくとも会社に対して批判的な思いがあることを悟らせてしまうことになりかねたいため、避けたいと思う方が大多数のようです。
2.円満退社できる退社理由を考えよう
スキルアップなど前向きな理由で転職される方もいるかと思いますが、転職を希望するということは、少なからず現在働いている会社に不満があるということです。
しかし、不満を退職理由としてしまうと、労働条件の改善を条件に引き止められてしまったり、退職日までの風当たりがきつくなったりといったことが考えられます。
円満退社にするためには、多少事実と異なる理由であっても、適切なものを選んで会社に伝えるべきでしょう。常識の範囲内であれば、少し事実と異なる表現があっても問題はありません。
みんなが使う「引き止められにくい退職理由」は?
実際にみんなが使っている、円満退社ができる、かつ引き止めに遭いにくい退職理由はどのようなものなのでしょうか?以下に、一例をご紹介します。
1.スキルアップのための転職
新しい業種にチャレンジしたい、ステップアップのために新しい仕事をはじめたいという理由であれば、会社側はその気持ちを否定することはできませんし、引き止めることもできません。また、学校に行きたい、資格をとりたい、留学をしたいなども有効な理由と言えそうです。
2.自分の体調を理由とした退職
持病が悪化した、体調が優れない、精神的に辛いなどといった理由も引き止めにくい理由です。この状態で相手に無理やり働くことを強要した場合、パワハラにあたる可能性もでてきますので、会社はうかつに引き止められません。
3.家族や身内の世話や介護が必要になった
家族や身内の介護が必要になった、看病に専念したいなども退職理由としてよく用いられるパターンです。ただし、この場合は看病に専念しているはずなのに、転職先で働いているところを元の会社の人に見られてしまうと、気まずい思いをするかもしれません。
4.家業を継ぐ、起業をする
家業を継ぐことや企業という理由も、会社としては引き止めにくいもののひとつです。スキルアップ系の理由と同じく、背中を押してくれる会社も多いことでしょう。
こんな退職理由は引き止められるので注意
退職理由については、次のような理由は会社に引き止められてしまう可能性が高いので、避けたほうが良いでしょう。
1.会社の待遇
給料や休暇の少なさを退職理由にしてしまうと、給料を上げるなどの条件をつけられて退職を引き止められる可能性が高いです。昇給といっても数千円~数万円程度がほとんどであり、強く引き止められると「ここまでしてもらったんだから…」と退職を断念してしまうという方も少なくありません。
ステップアップという表現は、広い意味での「昇給希望」なので、そちらの表現を使用するほうが賢明です。
2.人間関係
人間関係に関しても、部署の移動などを条件に説得される可能性が高いです。また、人間関係の不和など、どこの会社にでもあること、気にしすぎだと諭されるケースも多いようです。
人間関係のトラブルは精神的にダメージもあるため、ワークスタイルに大きく影響しますが、会社側としては比較的引き止めやすい理由のひとつになります。
まとめ
退職理由によっては会社からの理解を得られず、思うように退職できなかったり、改善を条件に引き止めに遭うといったことが考えられます。そこで世の中の多くの方は、確実に退職をし、かつ円満退社となるような退職理由を使っているようです。
法律的にも、退職理由を会社に伝える義務は設けられていないため、退職理由は事実と異なっても問題はありません。
言いにくい、または引き止めに遭いやすい退職理由をお持ちの方は、今回ご紹介した理由をぜひ参考にしてみてくださいね。
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