2020.08.07

転職・再就職について

リモートワークが主流になったら避けられない!WEB面接のマナーって?

働き方改革、コロナ禍といったこともあり、現代は急速に働き方に変化を強いられる時期に来ています。皆さまの働いている会社でも、リモートワーク(テレワーク)の導入が進んでいるのではないでしょうか?また、リモートワークが主流になると、転職活動の内容も以前とは大きく異なってくることでしょう。その中のひとつに、「WEB面接の導入」が挙げられます。

ここでは、転職におけるWEB面接の必要性や、知っておきたいWEB面接のマナーや注意点について、ご紹介します。

転職するなら、リモートワークを視野に入れるべき

急速に変化している働き方のカタチ

2018年8月に成立した働き方改革関連法により、会社や企業は、働く全ての人がより良く働けるための環境作りに取り組むことになりました。改革の一部として、週に何日か自宅でリモートワークを行う取り組みなどが試験的に行われましたが、普及は緩やかな印象でした。

しかし、2020年に入ってから流行している新型コロナウイルスにより、企業や会社は、否が応でもリモートワークを取り入れなければなけない状況になったのです。

企業の半数はリモートワークを取り入れている

日本ではテレワークを普及させるのは難しい、定着しにくいと言われてはいますが、2020年5月の時点で、リモートワークを取り入れている首都圏の会社や企業は約5割強と、着実に増えています。さらに、これからテレワークを導入する企業はどんどん増えてくるでしょう。

転職するなら、リモートワークに関する知識を身につけよう

もし、あなたが現在、転職を考えているなら、リモートワークが主流になることを想定した転職活動が必要になるでしょう。今後の企業や会社は、リモートワークやテレワークができる人材を求めることが予想されます。インターネットやテレビ通話に関する知識はもちろんのこと、常に上司が傍にいる環境ではなくなるので、何事も自主的に考えて行動できるスキルが必要になります。

転職前には、テレワークに関する知見を深めておくと有利かもしれません。

転職活動を考えているなら、WEB面接の知識は必須

WEB面接を取り入れる企業が増えつつある

リモートワークが主流になることで、就職活動にも変化が起こります。それはWEB面接の普及です。実際に、すでに多くの企業が従業員の採用試験にWEB面接を取り入れています。

WEB面接はビデオ通話を利用することで、自宅にいながら面接試験を受けられるというものです。現在は、新型コロナウイルスの感染対策として普及していますが、コロナ収束後であっても、WEB面接が主流になることも大いに考えられるでしょう。

これから転職活動を考えているという方は、リモートワークに関する見識の獲得と同時にWEB面接対策を行っていくことで、より有利に転職活動を進められるはずですよ。

WEB面接のメリットとデメリットを理解しておこう

WEB面接対策の一歩としては、WEB面接のメリットとデメリットを知ることからはじめましょう。WEB面接は多くのメリットがありますが、同時にデメリットもあります。デメリットを理解していないと、自分の面接が不利なものとなってしまう可能性があるので注意しましょう。

WEB面接のメリット

  • 会場への費用や時間のコストを削減できる
  • 時間の調整がしやすい
  • 慣れた環境で面接ができるので緊張しづらい

WEB面接のデメリット

  • 表情や感情が伝わりにくい
  • 電波環境に左右される
  • パソコンやマイクが必要

WEB面接はコストを削減できるので転職先の幅が広がりますし、目の前に面接官がいるわけではないので場の雰囲気に流されることなく、本来の自分の良さをしっかりアピールできる部分に大きなメリットがあります。しかし、通常の面接とは環境が大きく異なるため、「ビデオ通話」の特性を理解していないと、せっかくのアピールが面接官に届かない場合があります。

「ビデオ通話」の正しい理解は、WEB面接を成功させるために必要不可欠なのです。

ビデオ通話によるWEB面接の流れは?

ビデオ通話によるWEB面接の流れを確認しておきましょう。企業によって内容は多少異なるので、面接試験の要項などの確認を事前にしっかりと行ってくださいね。

  1. 企業からWEB面接日程の知らせが届く
  2. 事前にビデオ通話ツールのアカウントを取得しておく
  3. 自宅の部屋の環境、通信機器の電波状態、カメラ位置、身だしなみのチェック
  4. 面接当日は、アカウントにログインした状態で企業側からの着信を待つ
  5. ビデオ通話によるWEB面接の開始

といった流れになります。

ビデオ通話を行うツールとしては、Skypeやzoomを利用する企業がほとんどです。特にzoomに関しては、着信を受ける側は会員登録をする必要がなく、指定されたURLにアクセスするだけでビデオ通話ができるため、WEB面接に活用される機会が非常に多くなっています。

ビデオ通話をするのが初めての方は、実際に友達や家族にお願いしてビデオ通話のデモンストレーションを行い、対面での会話とビデオ通話での会話での違いを体験しておくと良いでしょう。

WEB面接時のマナーや気を付けるべきこと

ビデオ通話だからといって身だしなみに気を抜かない

ビデオ通話だからといて、メイクや髪型などの身だしなみをおろそかにしてはいけません。また、上着だけ着て下は部屋着というのも避けるべきです。実際にその企業に出向くことを想定した身だしなみで臨むようにしましょう。

カメラの位置に気を付ける

ビデオ通話を行うにあたって、カメラの位置は自分の目線より下にならないように気を付けてください。カメラが自分の目線より下にあると、相手が上から見下ろしているような映像に写ってしまうため、印象がよくありません。

自分の目線の直線状にカメラがくるように調整してください。事前のカメラチェックも忘れずに。

できれば専用マイクがおすすめ

パソコンにカメラが内蔵されている場合は、必ずしもマイクを用意する必要はありませんが、ビデオ通話は実際に対面で話すよりも音声が聞こえにくいというデメリットがあります。

声が通りやすい方や、ハキハキ話せる自信があるという方は問題ありませんが、声質的に通りにくい方や声量があまりないという方は、マイクを用いると格段に聞こえやすくなります。

声は人の印象を大きく左右する要素であると言われているので、別途マイクを用意するのも有効であると言えます。

パソコンとスマホではどちらがいい?

WEB面接のビデオ通話をスマホで行う方もいますが、できればパソコンで行う方がおすすめです。なぜなら下記のようなデメリットが挙げられるからです。

  1. スマホは小さいので目線が見下ろす形になりがち
  2. 面接中に電話がかかってくる可能性がある
  3. 面接官の様子を確認しにくい

上記のことから、パソコンを持っているのであれば、パソコンで行うことを強くおすすめします。

面接中に心がけること

ビデオ通話は、表情や感情が伝わりにくい特徴があります。マナー違反にならない適度な範囲で、表情や声に緩急をつけることを心がけると、相手の印象に残りやすくなるでしょう。

また、ついつい画面に目線がいってしまいがちですが、画面を見ていると視線が伏し目がちになってしまいます。

自分が話す時には、カメラに目線を向けるように意識してください。

まとめ

転職活動には、より一層自分の良さやウリをアピールするスキルが求められます。そのため、対面の面接とビデオ通話を使用した面接では相手に与える印象も異なるため、ビデオ通話の特性を理解して使いこなすことが転職成功のカギとなることでしょう。

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